
人材採用ってどうしたらいい?どうやったら面接に来てくれるの?人材採用の必殺技【サロン経営の方程式シリーズー導入編】
「募集出しているのに面接に全然人が来ないなぁ」
「うちに合いそうな人が面接に来ない…」
採用がなかなか思うようにいかないサロンさんも多いと思います。
美容師さんの数は、年々減ってきているのに、美容院の数はまだ増え続けていますし、カラー専門店、ネイルやアイラッシュのサロンさんも街で見かけないことは無いといってもいいぐらい増えましたよね。
そんな働く場所の供給過多な状態で、いかに採用をうまくやっていくか…
オーナーさんの永遠の悩みに挑戦します!
<目次>
1.人材採用の考え方
1.1採用の数値の考え方とA/Bテスト
1.2欲しい人材に絞ってメッセージを発信しよう
2.人財採用まとめ
〜今回はここまで〜
3.人財育成の考え方
3.1お客さんの数で測らない人財評価とは
4.人がやめない環境の作り方
4.1新人がやめない環境とは?
4.2独立希望者にはどうすればいい
5.まとめ
人材採用の考え方
採用の数値の考え方とA/Bテスト
採用と言っても、まず面接までの数を増やすのか、面接から内定の確度をあげるのかで全然話が違ってきますよね。最初に応募までの採用の流れももれなくA/Bテストで改善していくために、現状の数字を把握する必要があります。
では、どんな数字を把握するべきかと言うと、WEBを通しての採用で言えば、以下の3つです。
まず応募までの流れである母数→認知率→応募数の順に数値を確認していきましょう!
例えば、渋谷で美容室 求人で検索すると、
リクエストQJやホットペッパービューティー、リジョブが出てきます。これらの媒体の営業担当者に該当地域のPV数を聞けばある程度正確な数字をおしえてくれるはずです。
この例の場合、渋谷で美容院の求人を探している人が500人いるとすれば、その500人の方がひとまず母数となります。
次に認知率ですが、主な手段として媒体掲載とHPの活用が挙げられます。前者の媒体掲載ですが、広告掲載費とSEOで上位表示が決まります。一つ例を出せば、ある媒体の最上位プランは年間700万のプランだそうです。
数人だけ採用できれば…というサロン様にとっては、この領域で上位表示を目指すのは至難の技と言えますね。
(もちろん低コストプランでの掲載も可能です。一度掲載してみて費用対効果をはかってみるのもいいと思います!-ただポータルサイトに載せているだけなの!?~【サロン経営の方程式シリーズ】)
そこでおすすめなのが、前回のHPの活用でもご紹介したリスティング広告の運用です。(ホームページ活用していますか?~【サロン経営の方程式シリーズ】)
サロン専用の求人ページを作成して、そのページに対してリスティングを行います。
同じ渋谷で見てみると、一つだけサロンの求人ページが出てきました。リスティングなら自分で費用を細かく設定することも可能です。
大筋の考え方は前回と同じです。まずはキャッチでリンクをクリックしてもらえるか。その入口をA/Bテストいきましょう。ぜひ試して見て下さい!
(リスティングの賢い活用法 費用を抑えた効率的な使い方とは―Coming soon)
(人が集まる求人ページを徹底解説-Coming soon)
欲しい人材に絞ってメッセージを発信しよう
次は、応募率を高めるために募集内容を明確なターゲットにあてていきましょう。
前述のキャッチにも同様のことが言えるのですが、こういう人に来てほしいというターゲットに対して、その人が気にしているであろうことが書いてなければ、応募しようとは思いませんよね?
①ターゲットの人物像を明確に決める(よくペルソナを決めるといいますよね)
②そのターゲットが重要視しているであろうメッセージを考える
③どのメッセージがそのターゲットにガッチリはまるのかA/Bテストをする
給与を求めている人なのか、集客の心配なく施術をしたい人なのか、休みをしっかりとれる働き方がいいのか、求めることはいろいろありますよね。女性だったら、育児休暇後に復帰できるかも気になるかもしれませんね。
求めるターゲットが惹かれるメッセージをA/Bテストで検証していくことが大切です。サロンに来るお客様が何を求めてうちのサロンに来てくれたのかを考えるように、何を求めてうちのサロンに応募にきてくれるのかを考えていきましょう!
自分のサロンにタイプが近いサロンがどういう打ち出しをしているのか確認したりなど、他のサロンがどういった打ち出しで、どんなターゲットを集めようとしているのかを調べてみると参考になると思います
人材採用まとめ
対人相手に数字のコントロールなんてできないよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、目に見えないものは改善できないものです。
どんな打ち出しをしたら、面接数はこうなって、希望のターゲットが来てくれた確率は…と数値にして目に見えるようにすることで、この文面よりこっちのほうがいいな!などが段々と蓄積されて、効果を発揮します!
「今まではなんとなく、こっちがいいかなとやっていて、効果が出ないと面倒くさいなと思うことがあったけど、これならゲームみたいにできて、気がラクだなぁ」
なんて方もいらっしゃいます。
今うちはどんな状態なんだろうと現状を把握して、理想との違いを数字で表し、その差を埋めるために何をするのが一番いいかを考えるのは、採用も同じです。一緒に頑張っていきましょう!